毛量が多かった夫。小規模での発毛は継続中だが、なぜか頭だけは事情が違った。
ブロッコリーヘアーを形成していた太く硬い髪質はそのなりを潜め、か細くそして柔らかい髪質に変貌をとげていた。
そして意気揚々と育っていたブロッコリーはいつの間にかその見た目を三角州へと姿かたちを変えていた。
夫の頭皮があんなに主張しだしたのはいつ頃だっただろうか。遺伝?初老?ストレス?いろんな事が頭をよぎる。まあ生きている証拠だな(。-_-。)と思ったりもするのだが…。
そして、三角州の領域は年々広がりをみせ、黒と肌色の混合色が絶妙なコントラストを紡ぐ事になる。
つづく